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日本塑性加工学会第271回塑性加工シンポジウム

 日本塑性加工学会の鍛造分科会は12月3日、名古屋市熱田区の名古屋市工業研究所において第271回塑性加工シンポジウム「鍛造における軽量化最前線―究極の軽量化を目指して―」を開催する。各方面から講師が招かれ鍛造部品軽量化を可能とした各種事例紹介が予定されており、ねじ業界では(株)丸ヱム製作所・山中茂氏がマグネシウム合金の「ねじの圧造・転造加工」などをテーマに講演する。
 

 同シンポジウムは、2010年までの自動車排ガス規制強化に伴い、自動車部品に求められる軽量化目標は大変厳しいものがあり、鍛造部品もこれにいち早く対応していかなければ世界で生き残れないと言っても過言ではない。

 また携帯性が重要視される電子機器などにおいても軽量化への要求は高いものとなっている。そこで素材や部品形状の変更、およびそれを具現化するための鍛造方法、CAE技術適用など、鍛造部品軽量化を可能とした各種事例を幅広く紹介し、現在抱えている軽量化対応について討論をおこなう。
 
 午前10時よりジヤトコ(株)、(株)ユニバンス、高周波熱錬(株)、早稲田大学大学院、コマツ産機(株)、(株)神戸製鋼所、(株)丸ヱム製作所、ヤマハ発動機(株)が鍛造部品における軽量化への研究開発過程やその成功事例など詳しく解説。最後に日本塑性加工学会鍛造分科会が総合討論。

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