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産業技術総合研究所 人間型ロボット試作機HRP―5P、ビス・ナット締結の自動稼働を実現
【ねじ・ネジ・業界紙】 国立研究開発法人産業技術総合研究所(石村和彦理事長。以下・産総研)知能システム研究部門ヒューマノイド研究グループ(現AIST‐CNRSロボット工学連携研究ラボ)は、人間と同じ重労働が可能な人間型ロボット試作機HRP―5Pを2018年に開発、同年9月27日に発表した。
同機は、施工現場において、石膏ボードなど被締結物を拾い上げて搬送、壁に立てかけ、ビスで締結するまでを、単体で自律的に遂行する能力を有している。
開発から三年が経過した現在でも研究開発は継続して進められており、直近ではナット締結にも対応が実現されたほか、施工現場における不安定な地盤での手足を用いた移動法や作業員との接触時における安全な制御に関する研究成果が国際学会等で発表されている。
第2546号3面
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- 産業技術総合研究所 人間型ロボット試作機HRP―5P、ビス・ナット締結の自動稼働を実現 -- 2021/08/05 木曜日