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タッチエンス 「柔軟触覚センサ」が第45回発明大賞本賞を受賞

 【ねじ・ネジ・業界紙】 タッチエンス㈱(東京都台東区北上野。尾方謙一社長)では先般、スポンジと光センサを融合させた「柔軟触覚センサ」が第45回発明大賞において最高位である本賞を受賞した。

 同技術はスポンジ素材による柔らかい外側表面を持ちつつ三次元方向の変位検出が可能となる。開発部の永野顕法氏が入社以来研究開発に携わり、スポンジが変形した際の密度の変化量を光過率で評価する仕組みを開発。

 これにより、従来から耐久性低下の原因であったケーブルを不要にすることが可能となり、製品化を実現。2018年には量産化体制を構築し、現在はアミューズメント機器等に多くの採用実績を有する。

第2507号2面

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