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オーエスジー 世界市場のシェアアップ、第107期連結決算は減収減益

 【ねじ・ネジ・業界紙】 オーエスジー㈱(石川則男社長)は、第107期(2018年12月1日~2019年11月30日累計)連結決算において減収減益を示した。

 上期は過去最高を更新するも、生産財市況の急ブレーキによって下期は減速。日本国内は期中に受注が下振れし、アジアは中国圏の低迷が全体に広がったことを要因にあげているが、米州と欧州は前期並を維持しており、特にブラジルは好調の域にあるものと分析。

 来期においては、取り巻く環境は一層の厳しさを増すものと捉え、2020年11月期(2019年12月1日~2020年11月31日)業績予想は売上高1,290億円、営業利益185億円、経常利益185億円を見通し、更なる世界市場のシェアアップ並びにAブランドシリーズ製品の拡販等を図っていく方向である。

第2501号1面

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