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大阪府中小企業の動き 自動車部品製造業、昨年の消費税率引き上げ影響
【ねじ・ネジ・業界紙】 大阪府商工労働部はこのほど、定期的に調査実施している「中小企業の動き(業種別景気動向調査)」の平成26年12月期分をまとめた。
今回は、自動車部品製造業、敷物製造業、貿易商社、労働者派遣業の4業種を対象に調査。そのなかでも、ねじ業界に関連の深い自動車部品製造業に焦点をあて以下に紹介する。
昨年の消費税率の引き上げによる自動車需要の反動減によって、部品の受注にも影響があったものの、エコカーや省燃費関係の部品、軽自動車の部品のメーカーでは、その影響は少なかった。
また、他社では加工できない部品や高品質、高精度を求められる部品のメーカーでは、国内の自動車の需要動向に関係なく、堅調な受注状況にある。
円安が進んでいるものの、国内への生産回帰による受注増は、今のところみられない。自動車の消費地での現地生産、部品の現地調達化を自動車メーカーは進めており、今後も国内回帰は期待できないとしている。
第2322号7面
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- 大阪府中小企業の動き 自動車部品製造業、昨年の消費税率引き上げ影響 -- 2015/04/22 水曜日