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東京タッピングマシン 二軸ストレートタッパーLR-50を開発

 【ねじ・ネジ・業界紙】東京タッピング_R.jpg 東京タッピングマシン(株)(東京都大田区。島津孝冶社長)は、長尺ナットにおけるねじ加工の安定的な連続生産等を特徴とした二軸ストレートタッパー「LRシリーズ(LR―30/120/150)」に、需要が高まりつつあるM8~M14ワーク長さ50mmまでのナットを対象とした「LR―50」を新たに開発し、販売を開始した。

 創業以来ナットタッパー一筋に開発を続けナット業界に貢献してきた同社では、「今後も常に時代の要求に応えたマシンづくりをしていきたい」と意欲を見せている。

 今回開発したLR―50は、機構自体は一昨年発売したLR―30と同様だが、機械の剛性を高めるため、新たな試みとしてフレームを木型から起こし、鋳造による製作を行った。
 さらに、ガイドを支えながら動かすガイドシールバーをLR―120用の1.4倍と太くすることで、剛性を高めた。また、切削油用ポンプを追加し、フレームのサイドからも切削油を流すことで、フレーム内に切粉が残る現象を解消させている。


第2286号1面

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