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社説 波紋

コロナウイルスでの新しい生活様式…

 新しい生活様式。定める項目の全てにおいて実践することが求められ、いったいどれだけの項目が守られているのかは不明であるが、今後も公私共に継続して取り組んでいかなければならない環境となっている。

 実践を積み重ね、繰り返す生活にあって、将来的には幾つかの内容は浸透し、当たり前のことのように定着していくのではないか。その一つに、働き方の中における在宅勤務、リモートワークの一層の導入、活用が挙げられている。Web会議の運用効果を踏まえ、職種によっては勤務形態を大きく見直す動きも窺える。

 メール等の普及で対面、フェイス・トゥ・フェイスなどが一つの礼儀として問われてきたが、前記のシステム活用によって新たな方法が構築及び確立するものと思われる。人と人との間に保つ適切な距離にパンダ一頭分のスペースが用いられているが、何れは様々な尺度を測るため、表す上でスタンダードになる日が来るかもしれない。

[2020年6月7日付け本紙2510号掲載分]


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