社説 波紋
2020年ねじの日を迎えて
6月1日ねじの日を迎えた。モノづくり、社会にとって不可欠なねじの“重要性”や“役割”等を幅広い層に情報発信、認知向上を目的として、昭和、平成、令和と続く…記念日。
グローバル化、市場並びに需要産業の変化と大きな変革の真っ只中にあって、ねじ業界に限らず、取り巻く環境は新たな問題に直面し、甚大、未曾有、その影響は計り知れないものとなっている。
新型コロナウイルスは見えない敵とも言われている。これまでに経験のない疫病に、現時点では手探り状態の対応、対策が世界各地で取り組まれ、早期の終息に向けた活発な動きがみられている。
出口のないトンネルはない、明けない夜はない―との言葉が浮かんでくる。これまでも幾多の難題及び難問などを乗り越え、解決の道を開拓し力強く克服してきた。
左上の画は、良源大僧正の祈祷姿を描いたもので、流行っていた疫病を治めた伝説がある。本紙読者皆様の一助になればとの思いから紹介させて頂きました。
[2020年5月27日付け本紙2509号掲載分]
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- 2020年ねじの日を迎えて 2020.06.07 日曜日