社説 波紋
10月18日は「冷凍食品の日」
今月の初めには2020年までに残り三ヵ月をきった―との言葉が多く聞かれていたが、個々においては取り方や受け止め方は様々である。出来ることならば、追い込まれ、急かされているような雰囲気とは無縁でいたく、マイペースで日々を過ごしたいのだが、そんな悠長な考えや呑気態度では済まされずに現実へと引き戻される。
ただ、これからが秋本番を迎えていくのにあたって外出の機会が増えていくのであろう。この季節の楽しみ方は千差万別であるが、簡単に気分転換を図る一つとして行楽があげられ、やはり食欲は付きものとなる。旬の食材、訪問先の郷土料理なども浮かぶのだが、家から持参した御弁当があれば楽しみは倍増するのでは。
本号発行日の翌日にあたる10月18日は「冷凍食品の日」記念日として日本冷凍食品協会が制定。冷凍のトウ=10に加え、冷凍食品はマイナス18℃以下の保存が最適な管理温度との組み合わせで、日本における本格的な冷凍技術は来年で100年を迎える。目まぐるしいスピードで進化を果たしてきたようだが、その技術は過去(現在)のものを未来に伝える継承に結び付けるのは強引であろうか。
[2019年10月17日付け本紙2487号掲載分]
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