社説 波紋
年一度の七夕のようにG20も開催されて・・・
早いもので今年も残すところ、僅かにあと六ヶ月、半年になりました。話を始める切り出しに使われそうなフレーズであり、時期早尚な言葉ではあるが、取り巻く環境、変化のスピードを考えると、的外れとも言い切れないのではないか。
本号発行日の7日は、云わずと知れた「七夕の日」で、昨年は由来に関連した内容に触れさせて頂いる。一年に一度、織姫と彦星が天の川で出会えるロマンチックな日になっている。そのことに肖ってか、願いが叶うとして、人それぞれが個々の思いを込め、短冊に筆を滑らせた人も多いであろう。
一年に一度の重要な国際会議のG20サミットは先日開かれ、情報発信・伝達に世界から各国及び地域等から沢山の報道関係者が集まった。初めての議長国として役割を果たすことも注目されたが、振る舞われたケイタリングなどの食事が話題となった。
とかく、大阪のソウルフードのタコ焼の評判は上々であった。タコボールという食べ物も実在するのだが、主催者側の気持ちはサミットの今後の成果に対し、何処に向かって投げているのかとの不評が出ないようにヤキモキしているのかもしれない。
[2019年7月7日付け本紙2476号掲載分]
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