社説 波紋
寒い日の様々な鍋料理
空気の冷たさが、ジワジワと身に沁みる季節となり、気が付けば体を縮めていることはないだろうか。
空気の冷たさが、ジワジワと身に沁みる季節となり、気が付けば体を縮めていることはないだろうか。
そんな時は、暖かい食べ物が自然と欲しくなるのも不思議ではなく、その選択肢は人それぞれに幾多も有る。
何を思い浮かべるか、何が思い浮かんだのか。前日、つい最近、それとも御無沙汰しているジャンルなのかもしれない。
やはり、鍋。ナンセンス、当たり前すぎ意見もあろうが、大勢でワイワイガヤガヤから、しっぽりと誰にも邪魔されずに一人だけでマイペースに。味も色々。目的別とも言える個性豊かな種類もある。
美しい体作りにボディメイク、ボリュームとインパクト大の男飯、日本・世界の美しい良いものだけ集めたボーダーレス等と、多彩なニーズに合わせた創作、提供する店舗も。
どの鍋にしても、ほんの一瞬でもホッコリと浸ることができれば満足である。ただ、囲んだは良いが仕切りがないからと、微妙な距離感を保てずに細かく突っつき過ぎれば、嫌われ奉行に成りかねない。
[2018年12月17日付け本紙2457号掲載分]
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