社説 波紋
今年も残すところ僅かとなりました・・・
今年も残すところ僅かとなりました。このフレーズ。どこかで聴いた、既に何度も聴いている人も多かろう。
時節柄、場所は違えども、複数回、毎週末は座に着いている忘年会の挨拶で多用、語られる決まり言葉に当て嵌まるのではないか。
話の冒頭、最初の掴みに。今宵も聴くかもしれないが、これといった変な違和感もなく、耳障りなこともない。その後に続く、話に期待、興味が大きいからとも思われる。
話し手の内容、聴き手の捉え方などそれぞれの状況などにもよるのだが、何かのヒント、判断基準などに使われる要素も含んでいる。
忘年会。英訳ではyear―end partyと表すようだ。本号発行日から数えて、まだ一ヶ月の猶予期間が有ると考えれば、やり残した事に幾つかは取り組める。
楽しいパーティーはそう長くは続かず、束の間のことでもあり、必ずや現実へと引き戻される。ただ、直ぐにクリスマスが控えているのも現実である。
[2018年11月27日付け本紙2455号掲載分]
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