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社説 波紋

今年のGW

 本号発行日の翌日から、ねじ業界においても取引先の操業や、有給休暇及び代休等の組み合わせにより、九連休に突入している人もいるだろう。

 以前にも記したが、日本は先進国の中で最も祝日が多い。このところ、年末年始にお盆休み、ゴールデンウィーク(GW)にシルバーウィーク(SW)も加わり、大型連休が年四回ある年もみられる。
SWは、有る年、無い年が存在する。

 2000年に導入したハッピーマンデー制度が始まりの経緯とされるが、約七〇年前にGWと共にその名称が呼ばれたものの、なぜか定着せずに消滅したという説も云われている。

 二年後の東京オリンピックでは、開会式と閉会式の前日に海の日ならびに山の日を、そして開会式当日には体育の日の3つの祝日を移動させて当て嵌める特例的な実施が強まっている。

 九連休でなくても、三連休、四連休と続く人も多い。働き方改革でフラリーマンの発生から、休日を持て余すなんてこともあり得る。そうなれば、次は休み方改革に対応していくことになりかねない。


[2018年4月27日付け本紙2434号掲載分


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