現在位置: HOME > コラム > 波紋 > 記事


社説 波紋

桜・・・春めき・・・

 桜前線北上中。実際には、まだら模様の開花宣言が各地から届いて綺麗な線を描いてはいないが、日本列島が春めいてきた。

 この4月、企業によっては、人手不足の煽りで売手市場から、新卒採用を見送ったとも聞くが、希望に満ちた新たな顔ぶれの光景が目に浮かぶ。

 新入社員の初仕事と云えば、一昔前、それ以前に括られてしまうが、花見の場所取りがあったとも。現在では、ありえないどころか、パワハラ訴訟に発展しかねない。

 入社式後の配属先によるが、歓迎会を兼ねての花見となれば、新入社員にとっては初めての社内行事参加になる。お酌の強要、自分の飲み干したグラスで返盃も御法度の御時勢。

 宴の幕開け、乾杯となれば、とりあえずはビールであろう。ただ、この4月からビールの定義が変わり、原料に果実や香味料の使用も可能に。

 千差万別、好き嫌いは当然であって何を嗜もうが構わない。フルーツビールの類で苦味を感じないように、宴での仕草・行動などには気を付けたいものだ。

[2018年4月7日付け本紙2432号掲載分]


バックナンバー

購読のご案内

取材依頼・プレスリリース

注目のニュース
特集
  • 阪村氏「ねじと人生」
  • 機械要素技術展
  • 最古唐招堤寺からねじ発見
  • 同志社クラーク記念館からボルト