社説 波紋
春財布
春財布。「張る」財布に捉えて金運アップの一つの方法として、実際に取り入れている人を見掛ける。
迷信ではあるのだが、沢山の要素・決まり事などがみられ、どれをおこなえば良いのか、また、最適な組み合わせはと悩む。
2018年の戌年がスタートし、今月は賀詞交換会及び新年会などと公私にわたり、色々な催し・用事が多いのではなかろうか。
実態の業績環境との比較では疑問、首を傾げるかもしれないが、代表者の年頭の辞・開会挨拶、乾杯時などに話される内容は、明るさ、期待感を持っての言葉が多いように感じられる。
チャンスを逃さないように―と聞く。ここ掘れ、ワンワン。運もあるが、まして誰も教えてはくれず、好機に巡り合うにはその時の対応も含めて事前準備が重要である。
中長期等の計画に基づいて来年の準備が開始されているケースも。鬼に笑われても取り組まなければならないこともあり、犬も食わない状態になってからでは遅いのである。
{2018年1月17日付け本紙2424号掲載分]
バックナンバー
- 春財布 2018.01.27 土曜日