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社説 波紋

2017年も師走を迎え・・・

 デスクワークでの業務中によくあることだが、何かと売り込み、セールスの電話が頻繁に掛かってくる。金融・証券、リゾート、通信、事務機器・用品などと多彩な分野からである。

 その大半は会社の代表者宛とする確立は高く、実務に無関係の内容が多いためか、簡単には取り次ぎをおこなわない一定の社内ルールを設けているようだ。

 この社内ルールは企業によって様々であり、無駄な時間消費を省くのに有効的な手段になっているわけだが、時には使う側から使われる側に立場が変わる、逆転してしまう場合もみられている。営業関連なら頷ける人は少なくないものと思われる。

 如何に効率的に仕事を完結、進めていくかのスピード性が問われており、連絡手段及び方法に携帯通信端末・メール・SNS系などもあるが、これは親しい間柄による相互理解の信頼の基に成り立つ。

 既に師走。この一年の感謝の意味も含めた挨拶廻りもみられているなか、代表者宛の電話が鳴り止むことは無いようである

{2017年12月7日付け本紙2420号掲載分]


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