社説 波紋
過去の自然環境と経済環境・・・
地球最古となる化石発見!これは、先ごろ科学専門誌のネイチャーにおいて、カナダのケベック州北部から採集した結晶内の微小な管状構造物を指している。
これまでは、グリーンランドで発見された微生物の塊であり、三七億年前が一番古いものになっていた。今回は、三七億七千万~四二億八千万年前を分析、推定
ほとんどの人が直ぐには想像の及ばない年数、時間ではないか。五億年の幅、差異は大きいと感じるが、いまの状態や段階では許容範囲なのかもしれない。
過去の様々なことが科学技術の発展などによって解明され、その成果は過去のものは現在に大きく役立っている面もみられ、そして今後、将来に向けて有効活用がおこなわれていくであろう。
特に、自然の変化等に伴った災害予測は威力を発揮するものと思われる。ただ、環境は環境でも、経済における先の予測(見通し)は難しく、単に過去の経験を当て嵌めることはできないようだ。
[2017年3月7日付け本紙2393号掲載分]
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