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社説 波紋

秋の夜長に映画鑑賞は・・・

 秋の夜長に映画鑑賞(レイトショー)はいかが?終盤を迎えている第28回東京国際映画祭(10月22日~31日)は、沢山の話題作が上映され、来場者個々の視点により評価はマチマチであるが、この時でしか見られない作品や出演者の舞台挨拶などを多くの人が満喫したとも。

 日本国内で上映される大半の海外作品は鑑賞しやすいように字幕、吹替え版とある。ただ、字幕については日本独特のものであると言われ、海外では吹替えが一般的と。この字幕には「1秒4字」の業界ルール(仮称)が定められていて、人間が判断・読むことのできる能力らしい。

 一瞬の間で画像と文字の連動、同時に目で見て脳で理解する一連の流れ。海外作品を一度でも見た方なら経験があるのでは

 120分の作品をプロの翻訳家が1~2週間で完成させて、制作会社と配給会社が最終決定を図るらしい。この秋は、スクリーンに次々と浮かび上がる文字を全て読みきれているのか、確認する鑑賞も楽しいかもしれない。


[2015年10月27日付け本紙2344号掲載分]


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