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社説 波紋

累計発着数 5百万回

 発着5百万回。この数字は先般に、成田空港が1978年の開港から数え、航空機の同空港を発着した回数である。

 開港、その後も幾多の苦境を乗り越えてきた同空港は、2014年度は約22万8千回を示して最高を記録する利用がみられ、日本の空の窓口、国際空港に成長。

 国内外他の空港との競争も激化を辿るなか、近年は格安航空会社(LCC)の新規就航及び増便対策などを進め、この4月にはLCC専用の第3ターミナルが営業開始。年間発着回数5万回を見込んでいる。

 もっぱら航空機の代表的話題といえば、三菱リージョナルジェットの早期本格的生産に、関わる多種多様な分野・産業の企業などが期待を膨らませている。

 国産機での発着5百万回を記録する頃には新たな市場から安定した産業に成長しているであろう…

[2015年6月7日付け本紙2330号掲載分]


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