社説 波紋
4月からも需要に期待・・・
消費増税を目前にして、施行後の落ち込みを懸念する声が多方面から聞こえてくるが、まだまだ需要の膨らみに期待できる市場もみられる。
東日本大震災の復興需要とオリンピック準備での建築・インフラ、次段階の買い取り価格の値下げを控えた太陽光発電、排ガス規制による買い替えの建設機械など。
7―9月期の景況予測も緩やかに回復していくなどのコメントが多く、下期や年後半には本格的な回復と聞けば、少しばかりの我慢で増税の悪影響は過ぎ去るのではないかと期待したい。喉もと過ぎれば何とやら…である。
じたばたしても直ぐに4月。桜の開花予測も併せて楽しんでも良いのでは。世間では、多くのことが新たに始まり、開花宣言の際には前途を祝して花見へと出かけるのも気分転換の一つではないか。
[2014年3月27日付け本紙2287号掲載分]
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- 4月からも需要に期待・・・ 2014.04.07 月曜日