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社説 波紋

スチールとアルミを結合する技術を新開発

 ホンダがスチールとアルミを結合する技術を新開発し世界で初めて量産車のドア(従来アルミ製だったドアのアウターパネル部分)にアルミを採用した―と公表。

 それによれば、スチールとアルミという異種金属を結合するには、異材を結合する技術だけでなく、錆(電食)防止や膨張力の違いによる熱変形を防止する技術を同時に確立する必要がある。

 同社では今回、異材結合技術、電食防止技術及び熱変形制御技術を開発した。

 ホンダは昨年摩擦かく拌結合によるスチールとアルミのハイブリッド構造のフロントサブフレームの量産化を新型「アコード」より開始し車両軽量化にも着手している。

[2013年2月27日付け本紙2248号掲載分]


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