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社説 波紋

2012年の工作機械受注額

 ねじの需要動向はユーザーの景気を反映するその傾向面で工作機械産業とよく似ているそうだ。

 昨年(2012年)の工作機械受注額は前年比8・6%減の約1兆2千億円だった。自動車電機、機械の需要3業種がピーク年の半分に落ちているなど注目点も多い。

 また、内外需の比率をみると内需は三割、外需が七割だ。この三対七の割合など昔は思いもよらぬことであったといってよいとにかく、工作機械の動向が内面的に似ているねじ産業も、2012年はマイナス成長だったと思われる。

 ねじと工作機械、その需要の頂点にある自動車のモタツキが要因か…。

[2013年1月27日付け本紙2245号掲載分]


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