社説 波紋
最近の経産省の調べ
最近の経産省の調べによると、わが国の7~9月期の製造工業の生産能力指数は、リーマンショック後三年前ごろに一時低下したが22年秋に上昇基調を取り戻し、かなり高い水準に移行した。
しかし、昨年1~3月期以降横ばい傾向となり、10~12月以降は低下を続けている。足下の24年7月~9月期は前期〇・四%の4期連続の低下となっている。
同省では、こうした動向の背景には、家電製品の生産能力縮小あるいは生産効率化を目的とした国内生産拠点の再編等があるとしている。
[2012年12月17日付け本紙2241号掲載分]
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