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社説 波紋

日本ねじ工業協会 ソーシャルメディア・IT活用等の可能性を検証

 日本ねじ工業協会では、未来開発・パプリシティ委員会が新たな業界発展の方向を見つめて事業推進に動き始めた。

 この事業では、ITを活用して、ねじ産業内部の連携を強化すると共に、外部ネットワークの構築を推進して「ねじ産業に対する声を広く集め、ねじ産業の将来に関わる課題を共有できる体制を作り」当該業界の社会的な認知度の向上及び産業従事者のモチベーションの向上をはかるものとしている。

 同会では委員会を内部向け広報チームと外部向け広報チームの2つの担当に分けて、それぞれ今後取組むべきテーマ(広報コンテンツ)とその具体化について検討することにしている。

 もう一つは昨年のワークショップ・ねじフォーラム参加者等の業界内部向けに、このプロジェクト動向等を伝えるブログやメルマガをつかった実験的配信を開始する。そして、その反響を通じ、今後の協力を得る立場にある業界周辺の方々へ更に拡大させて、外部広報のあり方にフィードバックできるようにするとしている。

 さらに委員会内でFacebookを積極的に活用して、委員会決定事項の共有、意見集約など、双方向コミュニケーションの促進を実験的に行う。これらのトライアルを通じて、ソーシャルメディア、IT活用の可能性を検証することにしているということだ。

[2011年9月27日付け本紙2197号掲載分]


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