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社説 波紋

製造工業全体が昨今の回復軌道をこのまま歩めるのか・・・

 乗用車の生産が高水準を持続。7月の生産台数をみると、軽が前月比四・三%増の10万台、小型車が同一九%増の19万台、普通車が同四%増の38万台。8月はそれを六%強の増加見込みとしている。

 9月はその反動か減少のヅレ込みか、逆に六%強の減少見込みとしているが、増えたり減ったりで高水準域は元の動向に落ち着くと期待できる。

 電子機器などの生産が落ち込みそうな秋口を迎えて、製造工業全体が昨今の回復軌道をこのまま歩めるのか心配だとする意見も聞かれるが業界としては、せめて自動車だけは―という訳だ。

[2011年9月7日付け本紙2195号掲載分]


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