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社説 波紋

日本ねじ工業協会の創立50周年記念事業

 10、11月が創立50周年記念事業の本番となる日本ねじ工業協会の事業に傾ける
情熱は大したものだ。ねじに関する小論文コンテストも予想を上回る応募がありフォーラムも会員の全員参加はもとより、商業者はユーザー、学識関係者など広く参加を呼びかけ、多彩なテーブル風景が期待される。

 

 フォーラムの基調講演では増田講師の話では、昨今の経済情勢は悲観的なニュースが多いが、長期的な視野に立って日本の持つ優れた要素に目を向けると、日本の未来は決して暗くないということだ。

 また、村沢講師はねじを取り巻く環境変化の代表事例としての電気自動車、環境問題への取り組みを取り上げる。ねじの出荷額の六割ともいわれる自動車分野がどう変化するか。電気自動車の出現は大きなインパクトが予想されるという。どれも未来を見つめた講演という事だ。

[2010年10月7日付け本紙2162号掲載分]


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