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社説 波紋

優れた者同士が手を携える動き…

 産業の大黒柱である自動車産業が不振と聞いて、部品産業は慌てだした感はあるものの、個々に当ってみると当面の打開策はどこもかしこもちゃんと持っている。

 完成車メーカーの急成長を支えただけのことはあるといってもよいだろう。あれもやろう、これもやってみようと思っていたが、親企業(完成車メーカー)が横道に逸らせてくれなかった。今は横道へ足を突っ込んでも何も文句は言われない。

 力のある(優れた技術と生産力等)者同士が提携するのもいいし、自己の技術力を高付加価値品への転換に生かすのもいいチャンスだ。

 すでにこのような新しい流れが生れだし企業城下町にとどまらずにはるか遠い離れた地であっても優れた者同士が手を携える動きが出始めている。

[2008年11月17日付け本紙2094号掲載分]


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