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社説 波紋

どうにもならない自然現象

 季節は若葉の時候からうっとうしい梅雨の始まりとなる。二十四気で表すなら、立夏(5月6日ごろ)小満(5月21日ごろ)芒種(6月6日ごろ)ということになろう。

 災いはいつやってくるか分からないが、季節の変り二十四気は必ずやってくる。災難といえば中国の四川大地震では死者七万人以上!と桁外れの数にのぼって世界中を唖然とさせたが、「立夏」に用心といわれる如く(この時節は気候の変わり目の為か天災、健康等に注意しろということらしいが)地震・雨・嵐のうち、地震と嵐(ミヤンマー)の二つが「立夏現象」の災難としてやってきた。どうにもやりきれない思いがする。

[2008年5月27日付け本紙2077号掲載分]


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