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社説 波紋

10月24日は「霜降」秋の祭りはこれからが本番

 霜降(そうこう)は春夏秋冬の季節の移りをあらわす二十四気の18番目の季節名称で、陽暦では10月24日がこの「霜降」にあたる。

 霜降の次は「立冬」で11月8日だ。暦のうえではあと2週間足らずで冬に入ることになる。8月初めに「立秋」を、9月なかばに「秋分」を、そしてきょう霜降を迎えて、あすにも立冬を迎えんかの秋冬盤の今日このごろだ。

 四季三百六十五日といえでも「二十四気」でみれば、残りは立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒の六節気にすぎない。年が去り、そして「立春」を迎え、季節は再び霞山桃桜の春へと移りゆくのである。

 つい先日までは日陰を選んで歩いたものだが…季節の移り変りというものだ。実際には稔りの秋の祭りはこれからが本番だ。

[2007年10月27日付紙面]


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