社説 波紋
脳に酸素を送るウォーキングで気分転換
1年を24に区分した中国伝来の陰暦の季節区分いわゆる「二十四気」で表すなら、今の季節「霜降(そうこう)」ということになろう。
立秋、秋分、立冬、大寒などと季節が流れる中で、北関東や東北地方から霜降の便りがくるのも今時分ではないか。初霜などと聞けば肌さむい思いがしなくもないが、今は外を歩いていても実に気分のよい、ウォーキングには最適な季節だ。
ウォーキングは脳の活性化に効果があり、年輩者の間で健康促進目的にブームとなっているようだ。その道の医療専門家の話だと「ウォーキングは、太ももの大きな筋肉を動かすことから、大量の酸素が脳に送られ脳細胞を若返らせる…」という。
体を動かすと快適な気分を味わえる霜降のもとで、うっかりミスや物忘れが少なくなるウォーキングに時間を削くのもいいのでは…。
[紙面(第2020号)から]
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- 脳に酸素を送るウォーキングで気分転換 2006.10.27 金曜日