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社説 波紋

ものづくり基礎技術力向上へ助成金64億

 日本の製造業界は創造力、技術力、独創性どれをとっても世界を代表するような優れた企業が群雄割拠しシノギを削っている。

 この製造業を支えているのが金型、切削加工、鍛造やめっきなど基礎技術である。自動車や情報家電など将来性の最先端にある産業を世界有数の存在に押し上げんと「中小企業ものづくり基盤技術の高度化に関する法律」(サポーティングインダストリー法)ができ、この法律に基づく支援活用が目下業界の最大の関心事となっている。

 ユーザーニーズにマッチした技術の高度化計画を提出すれば大方は認可されるという。支援枠は全体で64億円と少ない。早もの勝ちの感もするが--。

[紙面2009号から]


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