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社説 波紋

少子化“産め”の空騒ぎ

 少子・高齢化社会における問題では未経験が故に奥が見えない、大切なポイントがつかめない。だから対策が空転するのであろう。

 老人と子供ばかりの過疎地などと言ったが、子がなくて老人ばかりの…となっていまう。働き手のいない日本いわば過疎地のなれの果てという訳だ。心配のあまり「お産費用全額補助」とかいろいろ子供を産めとハッパを掛けている政府筋。

 2人目を産みたくとも1人目の子を面倒みてくれる施設や支援援助策が不備なので事態が前進しない。少子対策の女性議員さんも全くその辺は無知。だから産めや増やせよと。空騒ぎに終わってしまっているのだ。

[紙面(2005号)から]


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