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社説 波紋

新時代のおとずれを実感

 新しい制度が目白押しの昨今、時代に合った制度、施策が制定・策定され経済産業政策から新時代のおとずれを実感している。

 経済産業省では、こうした時代の流れに対応して経営ソフト面では、例えば工業標準化法を改正し、10月から新しいJISマーク表示制度をスタートさせるなど、ものづくりのグローバル対応を確固とさせたいとしている。

 またハード面では、例えば企業が保有する設備の減価償却について、取得価格の95%までとしている現在の制度を欧米並みに100%まで拡大するよう'06年度税制改正で要望する方針を明らかにしている。
 
 減価償却費は損金算入でいるため、拡大すれば減税となる。いままでは島国根性的な改善ならぬ改悪が多かった気がするが、グローバル即ち欧米並み、といったものの見方が制度改正の根底にあるようだ。

第1978号


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