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社説 波紋

機械受注の減少が先行きに警鐘

 デジタル家電が景気けん引の役割を果たした昨年の製造工業の生産動向が今次回復型景気のピークではなかったろうか。

 自動車は好調感が定着しているので景気のへの影響度は最高水準と計算に入れているので、自動車が昨今程度の堅調さでは景気の水準を押し上げるような見方、評価はしなということだ。
 
 工作機械の受注をみても自動車向けが好調なので相変わらず伸び率は三割台を突っ走っている。3月も増える見込みである。自動車がよければバブルだって増勢が続くし鍛造分野だって堅調さで業界は笑顔が絶えない。

 これだけ鉄につながる業績が好調なのだから鉄屋さんはハナ息が荒い。これまで業績は開業以来の好成績といった状況である。ただ機械受注の減少が先行きに警鐘を鳴らした。


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