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東京国際映画祭が華やかに幕開け、前田敦子グリーンカーペット闊歩

東京国際映画祭
グリーンカーペットに登場した前田敦子さん
 10月20日、爽やかな秋晴れの下、記念すべき第25回東京国際映画祭が華やかに開幕した。特別オープニング作品のドキュメンタリー映画『JAPAN IN A DAY [ジャパンインアデイ]』の一部を撮影または出演する一般の総勢約120人が、フィリップ・マーティン監督、成田岳監督と登場、旗を振りながらグリーンカーペットのスタートを飾った。

 さらに本年度のTIFFアンバサダーを務めた女優の前田敦子さんがけやき坂をゆっくりと上りながらサインや握手に応じ、沿道で待つファンをおおいに楽しませてくれた。

 今年度の国際審査委員長は、2009年に映画芸術アカデミー名誉賞を受賞し、60年以上もの間、映画の世界で活躍しつづけるロジャー・コーマンさん。コーマン夫妻ほか滝田洋二郎監督らが国際審査委員としてグリーンカーペットに登場し、多くの映画ファンが盛り上がった。

 最後を飾ったのは、本映画祭でのオープニング上映がワールドプレミアともなるジェームズ・キャメロン製作総指揮『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』。主演のエリカ・リンツさん、本映画のオフィシャル・ナビゲーター上戸彩さん、驚異的なパフォーマンスを披露した本場シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマー達が登場した。

 オープニングセレモニーは会場をTOHOシネマズ六本木ヒルズのScreen7に移しての開催。依田チェアマンが登壇し「グリーンカーペットを設立してから5回目となる東京国際映画祭は<今こそ映画の力、“The power of films, now” >というスローガンでスタートします。昨年の第24回東京国際映画祭にて東京サクラグランプリを受賞した『最強のふたり』が世界を席巻している」

 「今年の本映画祭のコンペティション部門へのエントリー作品数は1332本で、昨年より36%の増加となっている。5年前の第21回の際のエントリー数は690本であり、この5年で倍増した。本映画祭に対する内外の映画製作者のみなさまの期待が高まっているということだと思っている」

 「当時より様々な局面でご協力・ご助言いただき、その後も東京国際映画祭を長きに渡り見守っていただいてきた恩人は大勢いる。その中でも本日は、香港のレイモンド・チョウさんに特別感謝賞をお贈りする運びとなりました」と述べ、第25回東京国際映画祭の開幕を宣言した。

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