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撮影では千km疾走、小出恵介「走りに目覚めた」=風が強く

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舞台挨拶を行った小出恵介(前列)
 小出恵介、林遣都を始めとする、期待の若手俳優たちがスクリーンを颯爽と走り抜ける映画「風が強く吹いている」が10月31日、公開初日を迎え、初回上映後、キャスト、監督による初日舞台挨拶が行われた。

 映画は、箱根駅伝を目指す、個性溢れる10人の若者が“走る”ことを通して成長していく姿を描いた。監督は「風林火山」「クライマーズ・ハイ」の脚本で知られる大森寿美男氏。本作が初監督作品となる。

 舞台挨拶では、まず、映画を観終わった観客に、青と白の小旗が配られ、キャスト、監督が観客席の間を通り登場。観客は箱根駅伝の応援さながらに小旗を振って、キャスト、監督を迎えた。

 一番楽しかったことという質問に小出は「一生懸命ひたむきなメンバーとの出会い、が僕にとって一番楽しかったことです。10人の一体感があり、撮影の最初から足並みが揃っていて、撮影を楽しめました」と振り返った。撮影では1人あたり1000キロメートルを走ったとされているが、一番辛かったことについて小出は「走りが、大変でした。本当に大変でした。でも走ることに目覚めました。撮影が終わってからも走っていますね。昨日も走りました」と走り続けていることを明かした。

 一方の林は「トレーニング、筋トレが楽しかったです」とし、「みんなで『筋トレパーティ』というのをやって(笑)。トレーニングが終わった後、温泉に入って、力を入れて筋肉を披露したり…」と話すと、祥太に「あれはパーティだったのか」と突っ込まれていた。

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