多摩美術大学美術館、加東市との特別展「神仏人 心願の地」を開催中
多摩美術大学美術館では2018年9月1日(土曜日)~10月14日(日曜日)まで、特別展を加東市(兵庫県)×多摩美「神仏人 心願の地」を開催中。
兵庫県の中心からやや南東に位置する加賀市。平成18年に社町・滝野町・東条町が合併して誕生した当該エリアは、律令制の播磨国で賀毛郡の大部分を占め古来ひとつの文化圏を形成してきました。市内を見れば南北に流れる加古川そして東西を貫き京都へ続く丹波道が走り、ここが文化の交流の十字路であったことを物語っています。
本展で注目するのは、加東市内の文化財にみる心願の伝承。「播磨国風土記」の世界・仏教文化・中世の姿を色濃く留める神事舞や祭り、さらに近世の遍路文化を取り上げ、祈りの原風景と守り伝えられた文化の息吹をお伝えします。特別開扉の秘仏そして地域に伝わる特別出品の仏像、市街初出品となる中世の面や工芸品・出土遺物など必見の造形から豊かな文化の姿をご発見ください。
主催=兵庫県加東市 多摩美術大学美術館
協力=加東市教育委員会
後援=兵庫県教育委員会 西国三十三所礼所会
◆入館料:一般 300円 大・高校生 200円。開館:10時~18時(入館は17時30分まで)
◆休館:火曜日。
◆開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで))
※詳細=URL=http://www.tamabi.ac.jp/museum/
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