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ルーテル世界救援団体、ミャンマーへの緊急援助活動開始

 【ボルティモア(米メリーランド州)9日PRN=共同JBN】ルーテル世界救援団体(LWR)は、先週末ミャンマー(ビルマ)を直撃した大型サイクロンにより壊滅的被害を受けた同国に差し迫った必要のある緊急援助を行っている。LWRは国際援助同盟ACT(Action by Churches Together)インターナショナルの国際的パートナーを通じて対応している。

 公式報告によると、死者・行方不明者は6万人を超え、100万人もの人々が住居を失った。これらの数字は増える可能性がある。この地域にいる米国の外交官は死者の数が10万人にも上ったと推定している。

 LWRのパートナーであるACTの報告によると、同国の多くの地域で水と電気の供給が途絶えている。被害と必要性を評価する情報が入ってきており、通信チャンネルがもたついて非常に限られているため、破壊の全容はまだ確認の過程にある。

 犠牲者は食料、きれいな水、保護施設、その他の基本的なものを緊急に必要としている。人々の寄付金は被害を受けた家族が切望している救済をLWRが提供する役に立つ。

 LWRはオンライン(www.lwr.org/giving)や電話(1-800-597-5972)、郵送(住所:P.O. Box 17061 Baltimore, MD 21298-9832, USA)による寄付金を受け付けている。

 ▽LWRについて
 ルーテル世界救援団体(LWR)は国際的な非営利組織で、世界で最も貧困な地域社会の一部に自立能力を与えて貧困と不法行為を根絶するために活動している。LWRは35カ国のパートナーとともに、地域社会が健康かつ安全で安定した生活のために変化をもたらすことを助けて正義と尊厳をもって持続可能な開発を推進し、公正な取引を行い、平和と和解を促進し、緊急事態に対応することに努めている。LWRの本部は米メリーランド州ボルティモアにあり、1945年以来国際的な開発・救済活動に従事してきた。

 ルーテル世界救援団体は米国福音ルーテル協会(ELCA)、ルーテル教会-ミズーリ・シノデ教団(LCMS)、個人・教会グループの国際救援、開発、提唱、社会的責任活動面における1機関である。

(共同通信PRワイヤー)


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