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作家17人招き文学祭「パレスチナ文学祭」、5月7―11日開催

 【ロンドン6日PRN=共同JBN】パレスチナで5月7-11日に開かれる「パレスチナ文学祭」に国際的な17人の作家がパレスチナに参集する。パレスチナに集まる作家はパレスチナ詩人モウリド・バルゴーティ、英ジャーナリストのビクトリア・ブリテン、スコットランド作家ウィリアム・ダルリンプル、アイルランド作家ロディ・ロイル、英作家エスタ・フロイド、米アーティストで詩人のスハイア・ハマド、パレスチナ詩人ナタリー・ハンダル、英劇作家デイビッド・ヘアー、スコットランドのジャーナリストであるイアン・ジャック、英元外交官夫人で作家ブリジッド・キーナン、スーダン作家ジャマル・マフジョーブ、フランス作家クレア・メスード、インド作家パンカジ・ミシュラ、スコットランド作家アンドルー・オヘイガン、レバノン作家ハナン・アルシャイク、英教育者ラジャ・シェハダ、エジプト作家アフダフ・スーエイフである。

 故パレスチナ思想家エドワルド・サイドの「力の文化を超える文化の力を再確認しよう」という呼びかけに鼓舞されて、文化祭はパレスチナ人の団結、世界に対するパレスチナ文化の貢献を認め、言葉の力を確認し、責任ある発言を目指している。

 文学祭はまた、軍事的占拠の下で自分たちの国内を旅行する際の困難を認識して、ヨルダン川西岸を視察して回る。ツアーはエルサレムからラマラ、ジェニン、ベツレヘム、サドリーなどで、今年はガザ地区には訪れない。

 文学祭の詳細は以下の通り。

 パトロン:チヌア・アチェベ(ナイジェリア作家)、ジョン・バージャー(英作家)、マハムード・ダルビッシュ(亡命パレスチナ詩人)、シェイマス・ヘイニー(アイルランド詩人)、ハロルド・ピンター(ノーベル文学賞受賞の英詩人)

 パートナー:ブリティッシュ・カウンシル、A・M・カッタン財団、ベスレヘム大学、ビルゼイト大学、アメリカンコロニーホテルのブックショップ、ベツレヘム・ダールアンナドワ、ヤボウスプロダクション。さらにシグリッド・ラウジング慈善基金、フォード財団、芸術・文化アラブ基金、UNESCOの支援がある。

 開催日時:
 5月7日開会:ダル・アルティフェル・アルアラビ博物館(エルサレム)で、ベストセラー・トラベルライターの英ウィリアム・ダルリンプル、英国/レバノン作家ハナン・アルシャイク、スコットランド作家アンドルー・オヘイガンらの朗読。
 5月8日:ラマラのアルカサバシアターでラマラの詩人モウリド・バルゴーティ、パレスチナ/米国に詩人のスハイア・ハマド、英国/エジプトの作家アフダフ・スーエイフの朗読。

 5月9日:ジェニンでサー・デイビッド・ヘアーが政治劇について話し合う。またベスレヘムではベスレヘム大学の学生とロディー・ドイル、ジャマル・マフジョーブ、ナタリー・ハンダルとの交流。エスタ・フロイド、パンカジ・ミシュラらが後刻ベツレヘムのダルアナドワで朗読。

 5月11日閉会:エドワルド・サイド・パレスチナ国民音楽院のヤスミン・グループと共にエルサレムで。文学祭の作家各人の朗読とパトロンからのメッセージ。
 -これらイベントのすべては無料である。

 -パレスチナ文学祭の全プログラム詳細は以下を参照。
 www.palestinelitfest.org(5月7日から閲覧可能)あるいは電子メール(palestinfo@gmail.com)まで。

 -広範囲への到達と教育内容
 パレスチナ文学祭は英国慈善団体エンゲージド・イベンツ(ENGAGED EVENTS)のプロジェクトである。

(共同通信PRワイヤー)


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