日立、インバータシステムが初期段階で26%の省エネ実現
日立製作所と同社の中国現地法人、日立有限公司の2社は7日、同国における「中国雲南省鉄鋼、化学工業業界の電機システムの省エネ・余熱余圧利用のモデルプロジェクト」の最初の案件、中国雲南省の鉄鋼メーカー昆明鉄鋼集団有限公司へ納入した日立製インバータ2セットが2008年4月29日から省エネ運転を開始し、初期段階でのエネルギー消費量について2セット合計で約26%(中国政府目標20%)の低減を達成したことを発表した。
同プロジェクトは、2007年9月27日に中国北京市で開催された「第2回日中省エネルギー環境総合フォーラム」において、日中両国政府主導のもと、日立と日立(中国)が中国国家発展改革委員会中小企業対外合作協調中心、中国雲南省人民政府省エネルギー弁公室と合意したもので、「日中省エネルギー・環境ビジネス推進モデルプロジェクト」に指定された5件のプロジェクトのうちの一つ。
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- [環境・自然]日立、インバータシステムが初期段階で26%の省エネ実現 2008/05/07 水曜日