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シャープ、全自動洗濯機42機種・約73万台をリコール

シャープ
機種名の確認方法。操作部の左右に機種名が記載。対象となる機種はいずれも「ES」から始まる(写真・シャープ)
 シャープは29日、1999年8月~2006年12月に製造した全自動洗濯機のうち42機種、72万9116台をリコール(無償点検・修理)すると発表した。内部の電気部品の配線が断線し、稀に発煙・発火する恐れがあるとしている。

 対象となる洗濯機は、「洗い・すすぎ」と「脱水」の動力を切り替える電気部品(クラッチソレノイド)のリード線が、水槽の下部に結束バンドで固定されている。

 この結束部分の固定状態や洗濯機の設置環境による振動など様々な要因が重なり、リード線の保護チューブと結束バンドが擦れて、保護チューブが破損するケースがある。さらに、保護チューブが破損することで露出したリード線自体の被覆が破れ、断線に至る場合がある。

 この状態で、稀ではあるものの断線部で放電が発生した場合、発火、水槽への類焼に至るという。

 点検申込み窓口は、フリーダイヤル0120-404-660。受付時間は月~土曜が午前9時~午後6時、日曜・祝日 は午前9時~午後5時。なお、8月1日までは、午前9時~午後8時まで受付するという。詳しくは、http://www.sharp.co.jp/support/announce/es_info_130729.html まで。


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