AFCとNatixisがSynergy Groupのエアバス8機向けのPDPを完了
【ニューヨーク2013年6月12日PRN=共同JBN】Aviation Finance Corp. LLC(AFC)とNatixisは12日、大手中南米航空コングロマリットAviancaの過半数株式を所有するSynergy Groupに納入する8機のエアバスA330のために、史上初の多重借入資本マーケットとなる2億6300万ドルの航空機プレ・デリバリー・ペイメント(PDP)ファイナンスを完了したと発表した。エアバス社は同航空会社に8機のA330-200を納入する。同航空機は世界中に拡大する同グループの航空網で運行される。Global Hunter Securitiesはジュニア・トランシェ債務の募集代理人を務めた。
▽Synergy Aerospace Ltd. について
Synergy Aerospaceは南米のコングロマリットである。同グループはブラジル・サンパウロに本社を置き、ブラジル全土でAvianca Brazilを運行するとともに、米州内および欧州路線で運行する旧AviancaTaceで知られるコングロマリットAviancaと、Aerogal、Tampa、その他の小規模地域航空を支配下に置いている。同社はSynergy Aerospaceの親会社Synergy Groupを通じて、同地域の石油探査、造船施設の運営に加え、石油サービス、運輸、放射化学、放射性医薬品の業務に積極的に携わっている。
▽Aviation Finance Corp.について
Aviation Finance Corporation(AFC)は、航空事業、航空機ファイナンスと、世界輸送の発展に不可欠なインフラストラクチャーに投資している。AFCは、大成功を収めた航空コンサルタント企業、大手投資マネジャー、投資銀行の補完的パートナーシップである。AFCのパートナーシップは、航空機調達のファイナンスには恒久的かつ専用の資金が必要であるとの航空産業の共通認識に基づき創設された。2008年に総合金融市場が崩壊したことを受け、以前からあった資金源は減少ないしは完全になくなった。航空会社およびその他パートナーのための信頼できる金融パートナーとして、AFCは輸送セクターの着実な成長をサポートする融資およびコンサルティングのサービスを提供する同業界中心のパートナー・ビジネスモデルを誇っている。ウェブサイトwww.avfinco.comを参照。
▽Natixisについて
Natixisは、Banque PopulaireとCaisse d’Epargneの2つのネットワークを通じてフランス全銀行預金の21%と3600万人の顧客を保有するフランス第2位の銀行グループ、Groupe BPCEの企業、投資、融資サービス部門である。Natixisは約2万2000人の雇員を擁し、ホールセール銀行業務、投資ソリューション、専門金融サービスの3主要事業ラインで構成される多数の分野にまたがる専門的知識を備えている。Natixisは世界企業として、企業、金融機関、機関投資家の顧客層に加え、Groupe BPCEの2行の小売銀行ネットワークと取引する個人、プロフェッショナル、中小企業の顧客層を抱えている。Natixisは航空機ファイナンスで高く評価されたリードアレンジャーである。Global Transport Finance 2012 Awardsの「Aircraft Finance House of the Year」を受賞。Natixisに関する詳細はウェブサイトwww.natixis.comを参照。
▽Global Hunter Securities(GHS)について
GHSは米ルイジアナ州ニューオーリンズに本社を構え、エネルギー、金属・鉱山業界、船舶、航空に専念する総合的な投資銀行である。GHSは、株式および高利回りの両分野に通じたセールスおよびトレーディング・スタッフがサポートする洞察あふれた調査、革新的な資金調達・金融コンサルティング、リストラ・サービスを提供する。GHSはカナダ・カルガリー、シカゴ、フォートワース、ヒューストン、ニューヨーク、ニューオーリンズ、カリフォルニア州オレンジカウンティー、サンフランシスコにオフィスを構えている。ウェブサイトwww.ghsecurities.comを参照。
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- [航空・宇宙]AFCとNatixisがSynergy Groupのエアバス8機向けのPDPを完了 2013/06/20 木曜日