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ニコン、ラオスに新工場 デジタル一眼レフの生産体制強化

 ニコンは21日、ラオスに、デジタル一眼レフカメラ用ユニットの組み立てを行う新工場を設立することを発表した。当該製品の生産体制強化とコストダウンを図ることが目的。操業開始は2013年10月を予定している。

 新工場建設に伴い、新会社「ニコン・ラオス・カンパニーリミテッド」を設立した。資本金は600億キップ(約6億円)で、ニコン・タイランドがほぼ全額出資する。新工場の規模は、敷地面積約1万2500平方メートル、延べ床面積約1万平方メートルで、従業員数は当初約800人。

 ニコンは、デジタル一眼レフカメラのエントリー機および中級機、交換レンズの一部をタイ・アユタヤ県にある、ニコンタイランドで生産している。今回ラオスに設立する新工場では、ニコンタイランド社で最終製品化するデジタル一眼レフカメラの製造工程の一部を担当する。


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