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中国・常州国家ハイテク産業開発区内に航空産業パーク建設

【常州(中国)2013年3月18日PRN=共同JBN】4Eクラスの滑走路を持つ常州空港は中国・江蘇省の上位3空港のひとつ。常州市当局は、常州国家ハイテク産業開発区(CND)に航空産業パークの建設を計画している。このパークは、航空分野関連のハイエンドな製造と関連の近代的サービス開発に特化される予定。

中国の戦略的ハイテク産業のひとつである航空産業は、「もうひとつの一兆元の主軸産業」と認識されている。

パークの広さは17.1平方キロメートルで、航空機製造と関連サービスのハブとして位置することになる。パークには航空プラットホームが設けられる予定で、航空関係リソースの統合を促進して近隣都市に顕著な恩恵をもたらす。パークは、大型航空機の製造、運用、改造、再装備、メンテナンスおよび関連施設・サービスを行うことで全体的航空産業の完全なサプライチェーンを最優先にし、同時に常州空港を長江デルタ地帯で航空便のリーダーにするため、航空便仕分けセンターの開発も行う。

常州市は中国の主要製造ハブである。同市の相対的に完全な産業システムは、高級装置製造業、新素材、電子関連情報を含むセクターで強力な産業基盤を持っている。

近代的な常州空港は、2012年に100万人以上の乗客がターミナルを通過している。常州空港滑走路は、ボーイング767、エアバスA340を含むワイドボディー旅客機が離着陸可能である。年間490万人の乗客と20万トンの航空貨物の取り扱いができる能力を考えると、十分に装備の整った最先端の常州空港は、間もなく新しいクラス1の国際空港に再分類されると期待されている。同空港は、1年以内に海外からの乗客を受け入れる途上にある。

中国は、一般航空機の需要が爆発的に増加する可能性に対応するため、政策面で低高度空域開放の機会を探っている。

ゴドリッチを含む複数の外国企業を買収したことで知られる新ユナイテッドグループは、航空機の最終組立工場、再装備、航空機エンジン製造、その他主要航空機コンポーネントの製造施設を備えた製造コンプレックス開発のため、当初として10兆元(約1億6000万米ドル)をこのパークに投資する計画である。


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