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タムロン、ニコン用大口径望遠ズームレンズ「A009」発売

タムロン
SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD=Model A009(写真・タムロン)
 光学機器メーカーのタムロン(さいたま市)は、大口径望遠ズームレンズ「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD(Model A009)」ニコン用を28日に日本国内で発売する。希望小売価格は15万円(税抜き)。キヤノン用は昨年11月22日に発売。ソニー用は順次発売予定である。

 「Model A009」は、タムロン独自開発の手ブレ補正機構「VC」と、同社開発の円環型超音波モーター「USD」を搭載し、高画質とクラス最小を実現する35mm判フルサイズに対応している。

 張りつくようなファインダー像と評される手ブレ補正機構「VC」を、F/2.8の明るい大口径望遠ズームレンズに搭載。低照度下でも、手ブレが軽減されるため、手持ち撮影を快適に行える「VC」は、。3つのセラミックボールを介して3つの駆動コイルが手ブレ補正レンズ(VCレンズ)を電磁的に駆動する「3コイル方式」で、摩擦抵抗が少ない滑らかな動きを実現。追従性の良い安定したファインダー像を提供。

 超音波モーター「USD」とは「圧電素子」が組み込まれた円環状の金属リング(固定子)に高い周波数の超音波振動を発生させ、その振動エネルギーによって、固定子に密着している金属リング(回転子)を回転させるもの。金属リング(回転子)からの回転エネルギーを伝達してフォーカス用レンズを駆動させることで、ピント合わせを行っている。静粛性に優れているほか、高トルク・高レスポンスでスピーディなピント合わせが可能。


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