三菱航空機、小型旅客機MRJ 米航空大手から最大200機受注
三菱航空機は、開発を進める国産初の小型旅客機「MRJ90」を、米航空大手のスカイウェスト社から最大200機を受注する契約を正式に交わした。このうち100機はオプションの追加購入である。2017年から納入を始める。オプションが実施された場合の納入開始時期は2021年を予定。100機購入の総額は定価ベースで42億ドル。100機分のオプションが追加されれば更に42億ドルが増加となる。
三菱航空機の江川豪雄社長は「重要なこの契約をスカイウェスト社と正式に締結することができ、大変喜ばしく思います。今回の大型受注は、間違いなくMRJプログラムを成功へと導く、大変意義ある受注です。三菱航空機では社員一丸となって、一日でも早くこの次世代の航空機をお客様にお届けできるよう努めて参ります」とコメント。
スカイウェスト社のブラッドフォードR.リッチ社長は「三菱航空機とMRJ購入に関する契約を正式に締結できたことを、とても嬉しく思います。燃料効率性、客室快適性、環境性能性に優れるMRJは、我が社に更なる付加価値をもたらします。スカイウェスト社と三菱航空機は今後、更なる関係強化を図って参ります」と語っている。
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- [航空・宇宙]三菱航空機、小型旅客機MRJ 米航空大手から最大200機受注 2012/12/16 日曜日