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駅のホームドア設置は全国で539駅、前回調査以降20駅が増加

 国土交通省鉄道局が取りまとめた、全国の鉄道駅におけるホームドアの設置状況によると、9月末現在で539駅で設置されていることが分かった。4月に行った調査以降、20駅増加した。

 新たに設置した駅は、札幌市南北線6駅(麻生~さっぽろ間)、東武東上線1駅(和光市)、京王線3駅(調布、布田、国領)、小田急小田原線1駅(新宿)、東京メトロ有楽町線1駅(銀座一丁目)、都営大江戸線8駅(両国~飯田橋~牛込柳町間)。

 なお、ホームドアの整備については、車両扉位置の相違等の技術的課題、膨大な整備コスト(1駅あたり数億円から十数億円)、各地方自治体の理解と支援(国と鉄道事業者のみの取り組みでは不十分)などの課題がある。

 これに対して国は、整備コストに対する支援(補助制度、税制特例)、車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な新たなホームドア等の研究開発の推進(補助制度)などに取り組んでいるという。


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