テルモ、オリンパスに資本提携と経営統合と提案 共同持ち株方式で
医療機器大手のテルモは26日、同社に対し、500億円の資本提携並びに、将来の共同持ち株会社設立に向けた統合協議委員会の立ち上げを提案していることを発表した。実現すれば医療機器の事業規模で5以内に浮上すると報じられている。
オリンパスについては、損失隠し問題で低下した自己資本比率改善による経営の安定化を図るため現在、資本提携を視野に検討が進められている。交渉相手として名前が挙がっているだけでもソニーなどがある。
テルモは「両社の技術融合により日本発のイノベーションを起こすことで、日本の産業活性化にも貢献できるものと考えております。今回の統合提案は、オリンパス社が各分野において他社と最適な事業・技術提携ができる内容となっています」とコメントしている。
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- [医療機器]テルモ、オリンパスに資本提携と経営統合と提案 共同持ち株方式で 2012/07/26 木曜日