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GEが中国成都にイノベーション・センターを開設

【成都(中国)2012年5月31日PRN=共同JBN】ゼネラル・エレクトリック・カンパニー(General Electric Co、GE)は中国南の四川省の省都、成都にChina Innovation Center(チャイナ・イノベーション・センター、CIC)を建設したと発表した。同センターは成都ハイテク産業開発区の西開発区に位置し、GEの世界で最初に機能するイノベーション・センターになる。GEによれば、成都CICは研究開発、マーケティングの両部門を併せ持ち、現地のヘルスケア、シェールガス掘削技術、新産業自動化ソリューション、グリーン・エネルギーなどを重点的に取り扱うと言う。

GE会長兼最高経営責任者(CEO)のジェフ・イメルト氏は「当社としてはオープン イノベーション、特に成都CICで実現される顧客との共同による創造アプローチは、中国の未来の成長に参加し、貢献しようとするGEのような多国籍技術企業には不可欠なものだ」と述べた。

新センターは事業の現地化を進め、現地の能力を拡大しつつ、現地のリソースを開発する計画だが、そのために顧客、パートナーと共同して現地市場のニーズにあった新たな技術ソリューションを探求していくことになる。同社は今回の新プロジェクトの建設、募集、操業に8000万ドルの投資を行ったと言う。成都ハイテク産業開発区の西開発区に建設された同社ビルは33,500平方メートルのオフィス面積に、30を越える研究所を持ち、顧客ならびに500人以上の従業員に先端的な施設、設備を提供する。

成都ハイテク産業開発区は中国4番目のハイテク地区で、GEだけでなく他の国際的な大企業も誘致しており、その中にはICクラスターを構成するインテル、テキサス・インスツルメンツ、鴻海精密工業、デル、レノボ、シーメンス、フィリップスの各社と光電子ディスプレー、ソフトウェア・サービス・アウトソーシング、電子端末製造分野の企業もいる。2011年には、同開発区の工業付加価値生産高は25.2%上昇し、706億5000万元になった。製造分野の大企業の付加価値は36.4%増加し、408億7000万元になった。固定資産投資は22.1%上昇、合計489億6000万元になった。輸出金額は222.5%上昇、116億1000万米ドルに達した。総収入は36.92%上昇、216億7000万元に達した。


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