南京にR&D施設を開設、10周年のジェンスクリプト社
【ピスカタウェイ(米ニュージャージー州)2012年5月31日PRN=共同JBN】代表的なバイオテクノロジー企業、ジェンスクリプトUSA社(GenScript USA Inc.)はこのほど中国南京に新たな研究開発施設を開設すると発表した。
新施設は今後グローバルビジネスを拡大し、アジアの新興市場、中国に展開しようとするジェンスクリプト社の戦略にとって重要な役割を果たすことになる。ジェンスクリプト社は4000万米ドルを投資し、南京江寧サイエンスパークに4,682,700平方フィートを占有する新研究開発拠点を構築した。同施設の建設は2009年に起工、最近までに5階建てビル3棟および国際実験動物管理公認協会(AAALAC)、実験動物福祉局(OLAW)認証済みの施設を持つ2階建ての動物収容ビル2棟を含め、研究開発拠点の第一期工事765,036平方フィート分が完成している。
これらの研究所には人工遺伝子合成、タンパク質精製・解析、抗体工学、薬品アッセイのための最先端の設備が設置されている。新施設にはまたオフィス、集会所、カフェテリア、従業員用の運動センターなども用意されている。
2002年創立のジェンスクリプト社はパイオニア企業として合成生物学の発展と共に成長を遂げ、今や世界を代表する遺伝子合成企業になっている。同社は本社を米ニュージャージー州、子会社を欧州、日本、中国に置き、世界の科学コミュニティーに対して最高の研究サービスを絶え間なく提供している。ジェンスクリプトは世界をリードする遺伝子合成サービスの他、生物学研究、バイオ研究用試薬、アッセイ開発・スクリーニング、抗体薬開発、研究用動物モデル・サービスなど初期段階医薬品開発のための総合的サービスを提供している。ジェンスクリプト社は革新的な合成生物学技術を開発、適用することで研究者を助け、生物学研究を進歩、変革している。
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- [国際情報]南京にR&D施設を開設、10周年のジェンスクリプト社 2012/05/31 木曜日